高濃度炭酸泉

高濃度炭酸泉炭酸泉温浴

“炭酸泉”とは、炭酸ガス（二酸化炭素）が溶け込んだお湯のことです。
心臓に負担をかけずに血液の循環をよくすることから生活習慣病の治療、療養、リハビリなどに利用されています。

※入浴により炭酸ガスが皮膚から吸収され、中枢へ酸素不足の情報が送られ、毛細血管が開いて多くの血液が流れるようになります。
血管拡張の促進により、血流量は1.5倍になります。
新陳代謝が促進。毛根へ栄養が届き育毛効果があります。

※炭酸泉ガスはタンパク質に吸着する性質があるため、皮膚の表面の角質化した細胞（たんぱく質）に働きかけ、固くなった表皮を柔らかくしてはがれやすくしてくれます。

※PH値が4.5～5程度の弱酸性を示すため肌の引き締め（収れん；アストリンゼント）効果により肌や被毛のキューティクルを引き締め表面をスベスベにします。

※炭酸泉の弱酸性により、ニオイの元となる雑菌の繁殖を抑制するとされています。

※弱酸性の炭酸は皮脂汚れがとれやすく、毛穴も清潔に保ちます。過酸化脂質の「栓」を防ぎ、
開きっぱなしの毛穴を美しい肌へ導くことが期待できます。

※炭酸ガスは泡ではなく、お湯に溶解した分子が非常に小さいため、皮膚を通過し、血管に入ります。
血管内で炭酸ガスの比率が高まると、老廃物としてからだから出そうと血管を拡張します。
これにより、血圧を高めることなく末梢血管から血行をよくすると同時に、
からだの隅々までエネルギーを受け渡し、健康的な肌へと改善します。

※血液の循環がよくなることによって、循環器系疾患などの症状に改善がみられる他、リウマチの疼痛、冷え症、高血圧、肩こりなど血行障害の緩和などに効果があるといわれています。また、乳酸を中和し、汗や尿として排出させることで疲労回復に繋がるとされています。